こんにちは市村です。
現在TOP50最終檜原湖戦に向けて絶賛プラクティス中です。
今回は年間優勝を獲得したJBマスターズ第4戦 野尻湖戦について書きたいと思います。
私の基本的なマスターズ戦の取り組みかたは「TOP50」が中心の為、スケジュール上プリプラクティスはほとんどの場合行えない事が多いのです。
しかしながら、今回は年間優勝(A.O.Y)がかかっているので、リスケによるリスケで無理やりスケジュールを調整、台風の迫る中、TOP50第4戦終わりに速攻野尻湖に移動しました。
野尻湖プラクティスの当初はあまり釣らずに魚探がけ作業に時間を費やしました。
ある程度フィールドの状況がつかめた時点で釣込み、スモールマウスが釣れる身体(リズムを魚に合わせるイメージ)へ状態を持って行くことに集中していきました。
ロッドも霞水系のベイトタックルからスペルバウンドコアSCS-63XXSUL-STを使用する極端なライトラインの世界へシフトするため、このスモールマウスが釣れる身体作りは非常に重要なのです。
肝心の試合展開ですが、この時期としては珍しい南風の影響でベイトフィッシュも濃く、スイッチの入った魚が多いエリアとなった弁天島からシースピ前をチョイス。テクニック集団のマスターズの選手も当然この事実を把握しているため、あれよあれよと大船団を形成することになりました。
私はこの船団の中で2日間とも釣りきった訳ですが、SCS-68SUL-STで1本、後の魚は全てSCS-63XXSUL-ST(プロトモデル)での結果です。
68UL-STではイモグラブの2.6gライトキャロライナーを止めずにずる引き、何かの引っ掛かりや段差(高低差)にあたってからひたすら放置!
63XXSULは特殊なモデルで、このロッドならではな特殊な釣り方が存在するのです。
このモデルには様々な要素を詰め込んでおり、早い話、船団の中でも釣り勝てるモデルです。今回はこのロッドによる中層攻略が年間優勝を手助けをしてくれました!
リグはライトキャロを中心にダウンショットも使い、あらゆるワームでバイトを拾いました。
糸を張らず緩めずが違和感なく行える柔らかいロッドセレクトが最終戦は功を奏した結果でした。
余談ですが、今回釣り馬でコアな上位マスターズ選手もこのSCS-63XXSUL-STをこよなく愛してくれている方々もいて嬉しい限りです。
肝心の結果は大混戦の僅差の中、なんとかアングラーオブザイヤーのタイトルを獲得することが出来ました。
これも本当に皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。
次はいよいよTOP50最終檜原湖戦!
休む間もなくプラクティスをこなしています。これまで以上に気を引き締めて頑張りますので皆さま応援よろしくお願いします。