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【ムラユウのエンジンラボ】 vol.71 「スペルバンドコア72Hのお話」

ENGINE WEBをご覧のみなさん。プロスタッフの村川勇介です。

 

梅雨が明けて、とても暑い日々が続いています。まずは熱中症対策を忘れずに心がけて下さい。水分(スポーツドリンク)の補給と適度な休憩が大切です。

 

写真1

今回はスペルバウンドコア72Hに関して少し掘り下げて書きたいと思います。スペルバウンドコア72Hはスペルバウンドシリーズの中でも一番硬いモデルです。ただし、ソリッドティップを採用していますので、7フィートオーバーのヘビーアクションモデルにしては想像以上に柔らかめに感じる方も多いと思います。

 

そこが、今回の72Hを開発した重要なポイントです。世の中にはたくさんの7フィートオーバーのロッドが販売されていますが、あくまでも私の感覚ですがどれもこれも硬い。正直、棒のような印象があります。ここ近年のバスたちは、シャローカバーに潜んでいようと、バイトしたルアーに違和感を感じるとすぐに吐いてしまう傾向が強くなってきています。

そのようなバスたちに、いわゆる棒のようなロッドではフッキングまで持ち込むことができません。せっかくフックアップしてもバラしてしまうことも多々あります。

 

しかしながら、ソリッドティップが「喰い込みの良さ=深いバイトを作る」という仕事をすることによりバスが違和感なく口の奥まで入るような深いバイトを作り出すことができて、バラすことが激減します。

 

写真2

「カバーの奥にいるバスに対し、深いバイトを作る」

 

これが、スペルバウンドコア72Hを開発したメインコンセプトです。

 

72Hに私がメインで使用しているリグは

写真3

フォールスライダーのバックスライドセッティング

・3/8~1/2オンスのフォールクロー3.5テキサスリグ

・1/2~4/3オンスのフォールクロー2.5ヘビキャロ

で、使っています。

 

写真4

特に、フォールスライダーに関しては今が正に旬なルアーです。ぜひお使い下さい。

 

最後になりましたが、

動画にて、スペルバウンドコア72Hを解説しています。

 

SPELLBOUND CORE SCC-72H-ST フィールドインプレッション

 

 

ぜひご覧ください。

 

7フィート2インチという長さは好みが分かれますが、リールをセットして振ってみると7フィートオーバーのロッドとは感じさせないバランスになっています。軽く感じると思います。またレスコ仕様になっていますので、ロッドの長さに制限がある方にもちゃんと車に入るので安心して使ってもらえると思います。

 

スペルバンドコアの力を信じて、たくさんのバスを釣ってくださいね。

 

※写真に関しては、プロト品を撮影している場合もありますので、製品版とは多少異なる事や過去に掲載したものもあります。ご承知おき下さい。