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【ムラユウのエンジンラボ】vol.96 「ワイルドカードの優勝を支えてくれたのは、スペルバンドにあり!その2」

ENGINE WEBをご覧のみなさん。プロスタッフの村川勇介です。

 

さて前回は、ワイルドカードで貴重なキーパーサイズ2匹を釣ったスペルバンドコア66MLの話を書きましたが、今回は残り1時間で3匹のナイスサイズを釣ったスペルバンドコア72Hのお話です。

 

今回72Hを使ったエリアは、複雑な竹やぶのエリアです。

バスも簡単に釣れるところにはいなく、キャストも難関なエリアにエビを求めて隠れていました。

通常、5g程度のテキサスリグ系には72MHを使うのですがとにかくバスが複雑なカバーに潜んでいるため、ラインも16ポンドと太くして「掛けたら絶対に取る!」という気持ちで72Hをチョイスしたのです。

 

このエリアに入ったのは12:30頃。トーナメント終了時間が、14:00までだったので残されて時間はあとわずかでした。練習でも少し好調なエリアだったので、バスはいるはずと信じ丁寧に丁寧にワームを落としています。

 

結果的には、1流しに1匹釣れて終了時間30分前になんとかリミットメイク。

 

特に、最後の5匹目はウェッピング気味に投げた難攻不落なカバーの中から、ロッドの力を信じて引き抜いたドキドキのバスでした。

 

今回のワイルドカードの勝因は、複雑なカバー用の72Hに太いラインを前日に閃いて準備をしたことだと思っています。

72Hは、しっかりとカバーから引き出すパワーとソリッドティップを使った食い込みの良さが特徴の現代向きカバーロッドです。

最近のバスは警戒心が強いので固いロッドだとワームをすぐに離してしまう傾向にあります。しかし、この72Hであれば、ソリッドティップがしっかりと仕事をしてくれるので警戒心の強いカバーのバスもちゃんとフッキングまで持ち込むことができます。

 

スペルバンドコア72Hは現代版のカバー打ちロッドです。ぜひ、使ってみてください!!