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【プロスタッフレポート】羽生和人vol.93 「Baby Chinを使った早春のカエルパターン」

 

こんにちは羽生です。

1月下旬の雨以降、不調が続いていた房総リザーバーですが、やっと回復の兆し、春の気配が色濃くなってきました。

 

釣れるイメージの強い三島湖ですら、最近は出船したアングラーの大半がノーフィッシュという状況が続いていたのですが、

聞くと上流にバスの姿は見えるらしい・・・

 

そこで行ってみると、確かにバスはいます。

勢いよく逃げる訳ではないのですが、全くルアーには反応しません。

 

内心「確かにこれは難しいなぁ」と思いつつ、理由を考えてみると・・・

・アングラーが多くプレッシャーが高い

・バスがアングラーに慣れてしまっている

・水質がクリアでルアーを見切る

・バスのポジションから餌への依存度が高いと考えられる

 

バスのポジションはバンク際の小規模ブッシュ最奥、もうバンクぎりぎりにいます。

しかもバンクを向いている。

 

この事から捕食対象はカエルだと考えました。

ストレートワームでアプローチしても、全く興味を示さなかったのもこれが理由かなと。

釣れたバスの中には、こんな腹の個体も。まるで放流バス。

 

これに気付いてからは、丸み御帯びた小さいルアーを、小規模ブッシュ最奥へ入れてシェード内で吊るしたりフォールさせると、

今までのやる気無しバスが嘘のように本気バイト!

丸み御帯びた小さなルアーはBaby Chin

曇天でバスの活性が高ければBOOMCHINでも良いのですが、この日は快晴。

バスも落ち着いてしまっているので、吸い込み易いサイズ感という事でBaby Chinをチョイスしました。

 

ロッドはスペルバウンドコア2020年追加モデルSCS-63-1/2XUL-ST

サイトで多用する、2.5インチのストレートワームも気持ち良くキャストでき、尚且つパワーがあるので、狭い川筋でもバスを止める事が出来ます。

 

フロロ3.54ポンドを組み合わせる事でちょっとしたブッシュなら、最奥まで狙う事が出来ます。

これ位のサイズなら突っ込みを止めて難なくキャッチ出来ます。

 

まだまだシーズンインしたばかり。これからが春本番。釣果もさらに上向いてくるいはずです!

 

ちなみにBaby Chinは4月リリース予定。

シンキングタイプとフローティングタイプがあります。

 

ちなみに今回、使用したのはシンキングタイプのスジエビ。

お腹にS100ネイル0.3gを入れて使用しました。

HOOKスーペリオMⅡ#8です。

 

 

それではまた!