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【プロスタッフレポート】 羽生 和人 vol.97 「アフタースポーン~アーリーサマー、虫の季節です!」

こんにちは羽生です。

 

都道府県を跨ぐ移動制限解除となり、フィールドへ足を運ぶ方も多いと思います。

季節的にはアフタースポーン、そしてそこから回復した個体が増えつつある状況です。

 

このアフタースポーンからアーリーサマーのタイミングというのは、一年を通してもが有効なタイミングと言えます。

横方向の動きを追ってくれないアフタースポーンのバスには虫の放置や、一点シェイク、さらには吊るし

回復した個体は、シャローをクルーズしていたり、岩盤際やバンク際餌を待ち構えていたりしますので、一度、岩盤やバンクに当ててポチョッと落とせばバフッ!バイトしてきます。

 

こういったバスを狙う際に気を付けたい点としては、バスの視線が上に向いている事、さらに梅雨時期は雨により水面がクリアアップしてしまい、沈む虫では反応しない見切られてしまう事が多々あります。

そこで有効なのが"浮く虫"です。

 

エンジンではブーンチンベビーチン沈む虫を続けてリリースしてきましたが、元祖BOOM浮く虫です。

 

最近は沈む虫に注目が集まっていますが、バスの状況によって浮く虫と使い分ける事が重要です。

 

 

先日の豊英ダムでは、すでに回復してシャローや岩盤際をクルーズしているバスが多数。

完全に上を見ていたので、BOOM吊るしで狙うと一撃でした。

 

ちなみにBOOM白の注目度が高いですが、白を多用するのはカエルパターンの時や、水が濁っているタイミングです。

虫パターンで使う水面の透明度が高い晴天時などは、グリパンダークパンプキンブルーフレークスカッパノンの使用頻度がグッと上がります。

 

2020年は虫ロッドとも言える、スペルバウンドコアSCC-62MLL-STもリリースとなりました。

このロッドにPE0.8~1号を合わせれば、オープンウォーターでの誘いも、カバーでの吊るしも、1本でどちらにも使えて、キャストもしやすく便利です。

 

最後に沈む虫ネタをひとつ。

今夏スーペリオCOフック(カバーオフセットフック)リリースになります。

このCOフックカバー対応のフックなので、パワーフィネスで使用しても耐えうる軸の太さになっています。

 

そこで最近はブーンチンベビーチン吊るしで使う際には、COフックをセットしています。

 

 

ブーンチンにはCOフック#2

#3の方がワームへの納まりはスマートですが、フッキングを考えると僕は#2を選択します。

 

 

ベビーチンにはCOフック#4

 

ちなみのCOフックのラインアイにも、結び目ズレ防止の溝が入っているので、吊るした際の姿勢が安定して、フッキングパワーも伝わりやすいです。

 

参考にして頂ければと思います。

それではまた。