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【スタッフレポート】 大槻 辰也 vol.36 「フォールスライダーで探るスポーニング期」

エンジンwebをご覧の皆さまこんにちは、フィールドスタッフの大槻です。

 

宮城県まん防も解除されたので、久しぶり行ってまいりました。

 

この頃フィールドはスポーニング真っ只中!

 

釣り場に立てるだけでもわくわくする心境ながら、魚の状況はプリアフターが混在していてスポーニング時期若干ナイーブな心持ち

 

ジグストスピナーベイトに今一反応がなく、朝の動き出しが遅い様なのでスローに探れるフォールスライダーの逆付けで流行りのボトムトゥイッチ

八郎潟からにかけて水温の高い時期にシャローに居るヤル気のないバスを釣る為にやっていた釣り方でしたが、でも通用する様なのでスポーニング絡みのヤル気のない個体にもいいだろうと枯れハスに絡めながらトゥイッチしていると、ハスから外れてボトムに着いたタイミングで走り出すライン。

 

しっかりとラインを送って重みを確かめてからガッチリとフッキング!

久しぶりのバスはナイスな50UP!

 

ラインを送った分、枯れハスに巻かれたりしていましたがスペルバウンドコアSCC-610H-STバットパワーでゴリゴリ寄せて難なくキャッチ出来ました!

 

フォールスライダーは丸飲みでした…。(苦笑)

 

さてさて、今回使用したフォールスライダーですが逆付けするとバックスライドから水平フォールに変わり左右にロールしながら沈んで行きます。

 

トゥイッチすると細かいピッチでターンするので短い距離をねちっこく探りたい時にはぴったり!

 

自重も約13gありますし飛距離も十分、結構雑めなトゥイッチでもヒゲがスタビライザーの役目をするのかしっかり動いてくれるのでノーシンカートゥイッチは苦手なんだよなという人にもおすすめです!

 

バックスライドで使っているうちに頭が裂けてしまったり、ヒゲが無くなったものでも逆付けで使えるので経済的!

 

しかしヒゲがあった方が、ターンからフォールに入るタイミングで動きに余韻が出るので、しっかりと見つけさせたい時にはヒゲは大事!

 

ターンした時に追従するヒゲの動きが琴線に触れる好きな動きなのですが、ボテッとしたものや細いものが好きなバスにも好評のようです。

 

美味い物+美味い物は大体美味くなる!的な

 

ラインに関してはボトムに這わせる風潮ですが、セレクティブな状況やタフコンディションでもなければ、べたっと着いてなきゃダメという事はないと思います。

中層トゥイッチからのフォールも結構釣れますよ!

 

八郎潟でラインを沈めるとリップラップに根掛かりますし(笑)

 

自分のさばきやすいラインテンションで、しっかりとステイを入れる事の方が重要です!

 

何をしているか分からないから苦手だよ~と思う方も多いとおもいますが、ルアーを信じてここぞ!という場所でしっかりとステイしているとあっさりと釣れてしまう釣り方なのでフォールスライダーで是非お試し下さい!

 

使用タックル

ロッド

・スペルバウンド コア SCC-610H-ST

リール

・Revo-Elite-L

ライン

・フロロ 20lb

ルアー

・フォールスライダー(カスミSP)

・オフセットフック #4/0