こんにちは羽生です。
今回は春の店頭イベントで好評を頂いている、スペルバウンドコア2022年新製品SCC-63MH-SB/HNを解説させて頂きます。
このロッド、リリースは今年の秋頃になりそうなので、解説は夏頃にと考えていましたが、気にされている方が多いので、
かなり早いですが解説をさせて頂く事にしました。
今後、動画でも解説していく予定ですので、そちらと併せてチェックして頂ければと思います。
さてSCC-63MH-SB/HNですが、真っ先に聞かれるのがSB/HN←この部分の意味です。
これはSwim Bait=スイムベイト/HANE=羽根モノの略です。
開発コンセプトは房総リザーバーでスイムベイト、羽根モノをテクニカルに扱う事が出来るロッドです。
房総リザーバーでは状況を選ぶ2つのルアーですが、ハマった時の破壊力は未だ健在です。僕はどちらも好きなルアージャンルです。
それでも、ただ投げて巻くだけというよりは、丁寧でタイトなキャスト、シェイクやトゥイッチをする事が重要になってきます。
このキャスト、ロッド、ルアーアクション、フッキングパワー、バラシ軽減など、トータルで考えて開発したのがSCC-63MH-SB/HNです。
分かりやすい点で言うと、僕の監修ロッドとしては、えっ!と思う程、曲がります笑
ベースに24tカーボンを使い、そこにグラスをミックスする事で、曲がるけど粘るトルクフルで投げ易いブランクスになっています。
房総コアvol.44のワンシーンですが、バットを残してベリーからしっかりと曲がっています。
曲がっていますが、ブランクスが粘るので、耐えているとバスが勝手に浮いていきます。
フッキング後はグリグリと巻きたい所ですが、特に羽根モノは掛かりが浅い事も多く、強引なファイトはバレに繋がります。
それをロッドがカバーしてくれるイメージです。
逆にこれは僕の監修ロッドらしさが出ている部分ですが、リアグリップが短いです。
リアグリップが短い事により、ルアーをアクションする際にリアグリップが邪魔になりません。
僕の場合、羽根モノはほぼシェイクで使用するので、この部分は絶対の拘りです。
24tカーボンにグラスを入れたブランクスで、リアグリップがショートだと、バランス大丈夫??と感じられるかもしれませんが、大丈夫です。
リールをセットした状態でしっかりとバランスが取れ、想像よりも軽く感じて頂けると思います。
スイムベイト、羽根モノ以外では1/2オンスのスピナーベイト、大きめのジャークベイトにも最適なロッドです。
これからもイベントは続きますので、ぜひ機会があればチェックしてみて下さい。
それではまた