REPORT

【プロスタッフレポート】 羽生 和仁 vol.119 「2022年新製品スペルバウンドコアSCC-63MH-SB/HN」

こんにちは羽生です。

今回は春の店頭イベントで好評を頂いている、スペルバウンドコア2022年新製品SCC-63MH-SB/HNを解説させて頂きます。

このロッドリリースは今年の秋頃になりそうなので、解説は夏頃にと考えていましたが、気にされている方が多いので、

かなり早いですが解説をさせて頂く事にしました。

今後、動画でも解説していく予定ですので、そちらと併せてチェックして頂ければと思います。

 

さてSCC-63MH-SB/HNですが、真っ先に聞かれるのがSB/HN←この部分の意味です。

これはSwim Bait=スイムベイト/HANE=羽根モノの略です。

開発コンセプトは房総リザーバースイムベイト羽根モノをテクニカルに扱う事が出来るロッドです。

房総リザーバーでは状況を選ぶ2つのルアーですが、ハマった時の破壊力は未だ健在です。僕はどちらも好きなルアージャンルです。

それでも、ただ投げて巻くだけというよりは、丁寧でタイトなキャストシェイクやトゥイッチをする事が重要になってきます。

 

このキャストロッドルアーアクションフッキングパワーバラシ軽減など、トータルで考えて開発したのがSCC-63MH-SB/HNです。

 

分かりやすい点で言うと、僕の監修ロッドとしては、えっ!と思う程、曲がります笑

ベースに24tカーボンを使い、そこにグラスをミックスする事で、曲がるけど粘るトルクフルで投げ易いブランクスになっています。

房総コアvol.44のワンシーンですが、バットを残してベリーからしっかりと曲がっています。

曲がっていますが、ブランクスが粘るので、耐えているとバスが勝手に浮いていきます。

 

フッキング後はグリグリと巻きたい所ですが、特に羽根モノ掛かりが浅い事も多く、強引なファイトはバレに繋がります。

それをロッドがカバーしてくれるイメージです。 

 

逆にこれは僕の監修ロッドらしさが出ている部分ですが、リアグリップが短いです。

リアグリップが短い事により、ルアーをアクションする際にリアグリップが邪魔になりません。

僕の場合、羽根モノはほぼシェイクで使用するので、この部分は絶対の拘りです。

 

24tカーボンにグラスを入れたブランクスで、リアグリップがショートだと、バランス大丈夫??と感じられるかもしれませんが、大丈夫です。

リールをセットした状態でしっかりとバランスが取れ、想像よりも軽く感じて頂けると思います。

 

スイムベイト羽根モノ以外では1/2オンスのスピナーベイト、大きめのジャークベイトにも最適なロッドです。

 

これからもイベントは続きますので、ぜひ機会があればチェックしてみて下さい。

それではまた