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こんにちは!八郎潟スタッフの大槻です。
秋田県 八郎潟で10月9日に開催されたHBA 第5戦 ノリーズ カップに参戦して来ました。
ちょうど試合の週から冷えだし金曜日は雨、土曜のプラでは水温14℃前後となかなかに厳しい展開が予想される日程での開催となったHBA最終戦
プラクティスでは水のいいエリアと水温の高いエリアを探して全体的にうろうろ
目星を付けたのは東部承水路中腹のリップラップの張り出しと少し水深のあるリップラップが絡む複合エリア
今年は承水路の釣果がかなり悪い年でしたが、魚がまったく居ないわけはなく来ればサイズもかなり良い。
しかし数がいるわけではないので、試合中に取れるとしたら3バイト前後がせいぜい
手数を稼ごうとしても、クランクやシャッドの速度では反応がなく行きついたのがシャッドテールのずる引きでした。
プラ中にリップラップの先端で掛けた1500gクラス
リップラップをずる引くので直ぐに岩から引きはがせる様にタックルは強めのスペルバウンドコア SCC-610H-STにフロロ20lb
最終戦なので後先考えずにキッカーパターンで押し切る事に
しかし朝の水温が低い時間帯から釣れる状況ではなかったので、メインエリアでキッカーが2本取れたら上々と考えて、リミットメイク用に1~2本キーパーが欲しいと当日は会場近くの魚の濃いエリアからスタート
今回もくじ運が悪く最後から数番目
魚が濃いとはいえ付く場所は限られているので着いた時には満船
とりあえず一流し、この日は朝から日差しが強かったので早い段階から水温が上がり出したので見切りをつけてメインエリアへ移動
エリアに入ると第一ブレイクから2m程引いて来たところでバイト
800gぐらいの魚でしたがあえなくフックアウト
ちょうど狙っていたゾーンに魚はいましたが良くない流れ
水深のあるリップラップと鉄杭が絡むスポットでバイトがありましたが一噛みしただけでワームをずらさせて終わり。
3流し目でリップラップの張り出しでバイトがありましたが、今度は80㎝ぐらいの和ナマズ
ナマズが釣れた試合は碌なことが起きないので、切り替えるために少し移動
移動後直ぐにバイトが
着水後岩陰から飛び出してきたバスがフォール中のシャッドテールをひったくりそのまま横移動
岩から引きはがそうとしましたが、フッキング数秒でリップラップに擦られラインブレイク
1500gクラスが余裕で取れるロッドを使っているのに、このありさま
今年の巡りの悪さとナマズの呪いが合わさると私では太刀打ち出来ない様です。
この後は何事もなくノーフィッシュのまま帰着。
それなりの魚は釣れるものの試合になるとキッカーフィッシュにことごとくやられっぱなしの今シーズンでした。
コロナ禍での中止を受けて、再スタートした今年のHBAトーナメント
結果がふるわず悔しい気持ちでいっぱいですが、6時間の試合のなかで興奮と絶望がせめぎ合うトーナメントはやっぱり最高に楽しい時間です。
不甲斐ない結果ばかりでしたが、手厚くサポートしてくださるエンジンさま、応援してくださる皆さんに感謝を込めまして今シーズンのトーナメントは幕引きとさせていただきます。
・使用タックル
リール:ハイギアベイトリール
ライン:フロロ 20lb
ルアー:シャットテール4.2インチ+ウエイテッドフック