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【プロスタッフレポート】 羽生 和人 vol.129 「2023.3debutスペルバウンドコアSCHS-64XUL」

SCHS-66-1/2XUL-ST -Micro Bait Special-に続き、新たにリリースとなるスペルバウンドコアを順次、解説していこうと思います。

今回は2023年3月にリリースとなる「SCHS-64XUL」です。

SCHS-64XULスペルバウンドコア初となるミドストロッドです。

スペルバウンドコアソリッドティップのイメージが強いですが、SCHS-64XULチューブラー

 

榛名湖入鹿池津風呂湖「沖」キーになるフィールドに通う様になり、やはり必要だと感じる場面が増え、開発に着手しました。

それはジグヘッドは綺麗に泳がせるという理由だけで無く、リグのアクションラインスラックのコントロールや、ファイト時にバレ防止など、今のワカサギレイク

攻略する為に必要だと感じる要素がいくつかあったからです。

 

ただ、テーパー、使用感はちょっと特徴的で、フワフワと振れるというよりは、もう少しシャープに振れるロッドです。

また、グッーと魚の重みが乗っていくバイトの時も、ロッドがひたすら追従するのではなく、とあるポイントからしっかりと止まります。

(アングラー側からの画像なので、少し分かり難いですが、かなり特徴的なテーパーデザインです)

これは従来のミドストだけでなく、魚探を使ったサイトミドスト(ジグヘッド)を使用した場合の、仕掛ける、掛けるという部分に対応させているからです。

またミドスト特有バイトが感知しにくい部分にも、とある対策をしています。

 

正直、多くのアイテムがリリースされているミドストロッドを今からリリースするのは、少し遅いと感じられるかもしれません。

確かに自分自身に中にも、今からミドストロッド・・・という思いがあり、これまでSCS-63-1/2XUL-STの様にサイトミドストといった感じで、使用用途に幅を持たせたロッドをリリースしてきました。

 

1本のロッドで複数のリグに対応できる事は、積めるタックルが限られるレンタルボートでは特に重要だったりします。

 

しかし、魚探が進化し、沖の魚の難易度が年々上がっている今、やはり専用ロッドが必要だとか感じ、そのタイミングで「こんなテーパーで、こんなロッド」というイメージが下りてきたという訳です。

 

新しいスペルバウンドコア ハイクラスは、より釣り方に特化した、今のバスを釣る為に必要なラインナップになっていきます。

SCHS-64XULハイクラスのラインナップにふさわしい、特徴的なミドストロッドに仕上がっています。

スペルバウンドコアSCHS-64XULスペックデータ

全長:193.0cm

使用材料:カーボン100%

適合ライン:2~4lb

適合ルアー:1/96~1/8oz

自重:75g