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[テスターレポート]羽生和人vol.7 シンカーを使い分ける意味

1月も後半、寒さも底と思える様な日が続いています。
先日はついに東京都心でも積雪がありました。
こうなると逆に暑い夏が、待ち遠しくなります・・・。

バスの方も各フィールドが最低水温となり、1年で最も厳しい時期に入ったと言えます。

亀山ダムも現在の水温が6℃前半。
今後、冷え込みや雪の影響でもう少し下がると思います。

水温低下に伴って魚の反応は・・・。
まぁそこは人間も同じです(笑)

この1年を通して、最も釣りづらい状況でも安定して魚を釣ることが出来るリグのひとつにダウンショットリグがあります。

ENGINE Studio100タングステンシンカーには2つのダウンショットシンカーが存在します。
今回はその2つの、私なりの使い分けをご紹介したいと思います。

ENGINE Studio100タングステンダウンショットシンカーには、ラウンドシルエットのダウンショットシンカーと細身のシルエットが特徴的なダウンショットシンカー カバーの2種類が存在します。


ダウンショットシンカーはボトムでの姿勢が安定しており、フラットを広く探る場合や引っ掛かりの少ないエリアでシンカー形状を活かして、移動距離を少なくアクションさせるのに適しています。


この魚も、水中岬10mラインのロングシェイクに反応しました。

変化に乏しいボトムでは、ラウンドシルエットのシンカーを使用して、「あえて引っ掛からせる」事も重要です。

近年、各地のフィールドでベイトフィッシュになりえる魚の放流が盛んに行われ、居着きといわれる魚が減り、回遊性の高い魚が増えており、ボトムストラクチャーに魚がついている可能性は低くなっていますが、釣り人の集中力を継続させる為には大切な事です。

特に冬は超重要です!!


さて、もうひとつのシェイプダウンショットシンカー カバー
こちらは名前の通り、シェイプのまんま、カバー対応のダウンショットシンカーです。

亀山ダムにはディープに立ち木が絡んでいるエリアが多く、油断すると根掛かり地獄に突入です(泣)
しかし、天候やプレッシャーで魚が立ち木に寄る状況は必ず存在します。

この魚も立ち木の中でバイトしてきました。

そのような状況で使用するのが、この「カバー」です。
さらにこのカバーは、スリムダウンショットシンカーの中でもNo.1の細さ!!

スリ抜けの良さは最高です!!

立ち木だけでなく、スタンプ、オダ、ガレ場などでも、試してみて下さい。

こういったちょっとしたシンカーの使い分けで、釣果や釣りの快適さ(根掛かり等のストレス)が変わってきます。

手が悴む時期ですが、暖かい釣果を目指して、細かいタックルセッティングにもちょっと気を使ってみて下さい。

釣れたらテンションUPですよ〜!!