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【プロスタッフレポート】羽生和人 vol.94 「Baby Chinがリリースになります!」

こんにちは羽生です。

 

2020年新製品Baby Chinがそろそろリリースになります。

BOOMCHINのダウンサイズ版ではありますが、ただ小さくした訳ではなく、使用用途に合わせて形状やパーツを変更しています。

 

BOOMCHINは吊るしでの使用をメインに考えており、飛距離や吊るした時の落ち易さ、水面の叩き易さ、足の水馴染み等を重要視しました。

そしてBaby Chinは、ただ投げて落とせば釣れるをメインコンセプトに、小さくてもノーシンカーでも十分飛ぶウエイト、ボディの質感、足の動き等に拘りました。

 

ちなみにChin=沈ですが、Baby Chinはシンキングタイプが7色、フローティングタイプが3色がリリースとなります。

 

フローティングタイプをラインナップを加えた理由としては、シンキングタイプを無理やり水面でピクピクさせたら強烈に反応するシチュエーションがあったから。

 

沈めると見切るけど、水面で小さなシェイプのルアーが細かく動いていると、堪らずバイトしてしまう、という事があります。

 

ここは状況によって使い分けて頂けたらと思います。

 

僕の基本タックルは、今年リリースとなったスペルバウンドコアSCS-63-1/2XUL-STにフロロ3~3.5lb。

フックはスーペリオMⅡ#8

SCS-63-1/2XUL-STはサイトミドスト用として開発したロッドなので、ベビーチンをノーシンカーで使用しても気持ち良くキャストする事が出来ます。

 

 

もうひとつ。Baby Chinでも吊るす事が可能です。

ただBOOMCHINと比べるとワーム自体が軽いので、タックルが重要になってきます。
僕が使用しているのは、SCS-62MLL-ST

SCS-62MLL-STはパワーフィネス系のロッドですが、BOOMを気持ちよくキャスト出来るロッドなので、ベビーチンを飛ばす事も可能です。

キャストしやすいロッドですが、ブランクにパワーがあるので、吊るしで50アップを掛けてもランディングが可能です。


このバスは50.5センチですが、カバー奥で吊るして喰わせて、そのまま引きずり出しました。
ラインはPE1号が基本セッティングです。

 

ちなみに吊るす場合は、Baby Chinの腹に0.3gのネイルシンカーを入れています。
ネイルシンカーを挿入する事で、バスがバイトする瞬間に、スムーズにルアーを水中に沈み込ませる事が可能となり、Baby Chinが確実にバスの口に納まります。

 

現在の房総リザーバーでは、カエルを捕食しているバスに対してBaby Chinを使っていますが、GW以降、アフタースポーンのバスが増えて来てからが本格的な出番です。

ノーシンカーや吊るし以外にも、ダウショットライトキャロにも対応するBaby Chin。スモールマウスにも有効です。

 

是非、様々なフィールドで試して頂ければと思います!
それではまた。