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【プロスタッフレポート】 今泉 拓哉 Vol.3 「遠賀川プラクティスで活躍したタックル Part2」

こんにちは!

ENGINEプロスタッフの今泉です。

 

前回残念ながら延期となってしまった遠賀川水系戦でのプラクティスについて書きましたが、今回もその続編です!

前回の記事ではシャッド有効な「スペルバウンドコアSCC-66L-ST」について書きましたが、今回はその兄弟分でもある「スペルバウンドコアSCC-66ML-ST」についてです。

 

好調だったシャッドの釣りに加えて今回はサブとしてヘビーダウンショットを使用したインビジブルストラクチャーの釣りもプランに入れていました。

遠賀川水系は今回で2回目となるのですが、昨年開催された前回の遠賀川水系戦ではインビジブルストラクチャーヘビーダウンショットでバーチカル気味に誘っていくのが効果的でした。

 

今年も同じ釣りをしたいなと思い、スペルバウンドシリーズのロッドを見直した際に、とりあえず思いついたのがSCC-66ML-STSCC65-1/2MULTISCC-69L+-STの3本でした。

 

 

2g~3.5g前後の軽めのヘビーダウンショットをやるのであればSCC-69L+-ST、重めの7gオーバーのヘビーダウンショットをやるのであればSCC65-1/2MULTIかなと思っていたのですが、とりあえず一番ヘビーダウンショットに良さそうな、ど真ん中のSCC-66ML-STを使用してみたところ、ベストマッチ!

 

全体的なバランスが良く、よく使用する5~7g前後のヘビーダウンショットが扱いやすく、程よい張りのソリッドティップによって根掛かりプルーフが生き、障害物の回避性能も非常に高かったのです!

 

しかしながらそこはソリッドティップの柔らかさも持ち合わせており、ストラクチャーにシンカーを絡めた状態で誘えて根掛かりも回避できる、まさにヘビーダウンショット特化したようなロッドなのです。

 

実はこのロッド...

メーカーホームページにも乗っているのですが、ロッドの異名が「喰わせのスペシャリスト」と書いてあるように、喰わせに釣りにはうってつけなのです!

 

その名のごとく、遠賀川のプラクティスでは、SCC-66ML-ST7gヘビーダウンショットをキャストした後に、気になるポイントを見つけてしまい、魚探を操作しながら適当に無意識にシェイクしていたら気づいた時にはボートの手前までバスが走っており、一瞬にして魚をキャッチできるという珍事件が起きてしまったのです!!

 

 

ここで注目して頂きたいポイントが3つ!あるのですが...

 

まずは適当なシェイクでバスが喰ってしまうほどの「喰わせのスペシャリスト」ロッドということ!

また、バスが喰った後、違和感なくボートの方まで走ってきてしまうほど、ソリッドティップメリットが生きるロッドだということ!!

そして最後にしっかりとしたバットパワーで一瞬にしてボートに抜き上げられたということ!!!

 

なかなかロッドの性能をこんなに一気に引き出せる状況は珍しいのですが、この時に釣れた1匹によって、よりSCC-66ML-STの素晴らしさを実感することが出来ました。

 

また、ここまでずっとヘビーダウンショットでの使用について書いてきましたが、近年流行りのフリーリグにも最適!

 

ここでも「喰わせのスペシャリスト」であるSCC-66ML-STの力が発揮されます。

 

前回の記事で書いたSCC-66L-STと悩まれる方もいらっしゃいますが、両機種共に良さを見出している僕からすると、両方とも用意しておいてほしいところではあるのですが...

 

どちらか!と言われれば、ヘビーダウンショットや軽めのフリーリグ、複雑なカバーでやるようなネコリグノーシンカーなどがメインの方はSCC-66ML-STの方がオススメかな!と僕は思います。

 

是非ご検討される際の参考にしてみてください!