こんにちは羽生です。
都道府県を跨ぐ移動制限が解除となり、フィールドへ足を運ぶ方も多いと思います。
季節的にはアフタースポーン、そしてそこから回復した個体が増えつつある状況です。
このアフタースポーンからアーリーサマーのタイミングというのは、一年を通しても虫が有効なタイミングと言えます。
横方向の動きを追ってくれないアフタースポーンのバスには虫の放置や、一点シェイク、さらには吊るし。
回復した個体は、シャローをクルーズしていたり、岩盤際やバンク際で餌を待ち構えていたりしますので、一度、岩盤やバンクに当ててポチョッと落とせばバフッ!とバイトしてきます。
こういったバスを狙う際に気を付けたい点としては、バスの視線が上に向いている事、さらに梅雨時期は雨により水面がクリアアップしてしまい、沈む虫では反応しない、見切られてしまう事が多々あります。
そこで有効なのが"浮く虫"です。
エンジンではブーンチン、ベビーチンと沈む虫を続けてリリースしてきましたが、元祖BOOMは浮く虫です。
最近は沈む虫に注目が集まっていますが、バスの状況によって浮く虫と使い分ける事が重要です。
先日の豊英ダムでは、すでに回復してシャローや岩盤際をクルーズしているバスが多数。
完全に上を見ていたので、BOOMの吊るしで狙うと一撃でした。
ちなみにBOOM、白の注目度が高いですが、白を多用するのはカエルパターンの時や、水が濁っているタイミングです。
虫パターンで使う時、水面の透明度が高い時、晴天時などは、グリパン、ダークパンプキンブルーフレーク、スカッパノンの使用頻度がグッと上がります。
2020年は虫ロッドとも言える、スペルバウンドコアSCC-62MLL-STもリリースとなりました。
このロッドにPE0.8~1号を合わせれば、オープンウォーターでの誘いも、カバーでの吊るしも、1本でどちらにも使えて、キャストもしやすく便利です。
最後に沈む虫ネタをひとつ。
今夏スーペリオCOフック(カバーオフセットフック)がリリースになります。
このCOフック、カバー対応のフックなので、パワーフィネスで使用しても耐えうる軸の太さになっています。
そこで最近はブーンチン、ベビーチンを吊るしで使う際には、COフックをセットしています。
ブーンチンにはCOフック#2。
#3の方がワームへの納まりはスマートですが、フッキングを考えると僕は#2を選択します。
ベビーチンにはCOフック#4。
ちなみのCOフックのラインアイにも、結び目ズレ防止の溝が入っているので、吊るした際の姿勢が安定して、フッキングパワーも伝わりやすいです。
参考にして頂ければと思います。
それではまた。