エンジンwebをご覧の皆さまこんにちは、フィールドスタッフの大槻です。
COVID-19による緊急事態宣言や自粛の影響で延期していた試合が、3か月遅れで始まると言いう事で約半年ぶりに八郎潟に行ってきました。
久しぶりのホームレイクに心躍らせ向かうと、例年通り優しさの欠片もない八郎潟さんは前日までの雨により普段はステインよりのマッディウォーターですが、カフェオレ然りといった濁り様
先週まで調子の良かった北部の三種川も、濁りのお陰で春の恒例三種祭りが終了しまい水の良い数か所だけは生きていましたが川自体は静かなものでした。
北部の濁り難い場所や風向き的に良さそうな場所を周り1日目のプラクティスが終了。
2日目のプラクティスは南側を中心に回ろうと考えていましたが、朝一に入ったアシ島が余りにも水が良過ぎて、これ以上の水質は現状の八郎潟には他に思い当たる場所がないぐらい。
あまりにもバイトが多いので有力なスポットは飛ばして普段魚が薄いスポットを釣って行きましたが、明らかに近年稀にみるレベルで魚が多い!
こんなにバイトがあるアシ島は何年ぶりだろうと、久しぶりの八郎潟に釣りたい欲求と試合前なんだから取っておけという葛藤に苛まれながら、前日反応のあったスポットや時期的に良いエリアを見て回りプラクティスを終えました。
試合当日は朝からアシ島の異常にバイトの多かった北部分に入りたかったのですが、くじ運が悪くまさかの最後から2番目のフライト
狙っていた北側は先行者が数艇浮いていて入れる状態ではなかったのでアシ島の南側へ
開始早々バイトがありましたがあえなくノンキーサイズ
前日より数センチ水位が下がった為か少し浅くなっている南側は小型のバスが増えた様子
10時頃から風が強くなる予報なので、それまでには3本そろえておきたいと考えていましたが、フォールクローラー5インチにCNフック#1/0をつけた2gカバーネコに来たキーパーギリギリ1本のみ
風が強くなるまで様子を見ようと待っていると、北側が空いて来たので11時前にやっとメインエリアへ
風もまだ強く吹き出さず今ならまだ巻き返せると釣りをし出すとフォールクローラーのカバーネコで直ぐに1280gをキャッチ
ただアシを打って直ぐ回収ではバイトがなく、CNフックのスナッグレス性能を生かして、少しアシの奥にキャストして着底後50㎝程スイミングさせると陰にいるバスがひったくって行く感じの釣り方をしていたので釣りきられたという事はないだろうと続けていましたが、徐々に強くなる風に水が濁りだしフッキングミスを連発
ここでシルエットがはっきり出る色に変えておけばと少し後悔
濁りが入り着く場所が限られて来たのでテンポよくピンだけを打って行きましたが、追加する事が出来ないままあえなくタイムアップとなりました。
検量してみると上位陣以外はローウエイトだったので1550gで滑り込み5位入賞
優勝したのはアシ島北部に張り付いていた選手となんとも悔しい結果ですが、待ちに待った久々のトーナメントということもあり楽しい1日でした。
メインタックル
ロッド
リール
・Revo-LT-L
ライン
・フロロ 14lb
ルアー