REPORT

コダワリのZANSINハンドルシリーズ その2

皆さん 明けましておめでとうございます。開発担当改めマネージャーの渡部です。
ご挨拶が遅くなりましたが本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、ENGINEも今年で6年目を迎えます。
今後とも皆様に可愛がって頂ける商品をリリースして行く所存ですので、ご期待下さい。

早速ですが、昨年の私のレポートの続きとなりますが、ZANSINハンドルカーボンノブ付き(スタジオコンポジット社製)のお話です。ト, ZHS86コンプリートセット

こだわりにこだわったハンドル自体のリリースはしたものの、ノブ付きはないのですか?と言った質問をフィッシングショー等で多々受けるようになりました。
実はハンドルとほぼ同時スタートでノブの開発にも着手はしていました。様々な原材料を探り、シェイプにもこだわりエンジンらしいノブを作ろうと日々トライ&エラーを繰り返しました。
が、目標とした壁は高く、計画はとん挫することとなりました。

そんな時に出会ったのが、スタジオコンポジット社のカーボンノブ。かなりの衝撃を受けました。
ライトウェイトでありながら、硬度もあり感度もサイコーなノブでした。
ただ、当時のノブはやや大き目で、もう少し小ぶりで、フィネス感のあるノブががあればなあと思っていたところ、確認の意味で聞いてみたところ、スタジオコンポジット社 関口社長から、「こんな感じかなぁ」って、まさしく私のイメージしていたシェイプのカーボンノブがすでに出来上がっていました。

正直非常に魅力を感じたのは事実で、ノブのリリース時期がまったく見えず白紙状態だったことも手伝い「コラボレーションすることで一気に道が開けるのでは?」
「でも、オリジナリティを追求するのであれば、そこは避けるべきだろう。せっかくこだわりのハンドル本体が出来たのに」と毎日が葛藤の日々でした。

開発の仕事の場合、煮詰まることは良くあることだし、普段はそこまで思い詰めることはないのですが、このカーボンノブに関しては、当時は完成されすぎていて何故か挑戦する気が起きず、やっぱりスタジオコンポジット社から供給を受けたい、
打診しようという気持ちが一気に強く傾くことになりました。

結果論から申しますと、関口社長から二つ返事で快諾して頂きました。完成形は下の画像です。
どうですか?アルミハンドルにもカーボンノブは良く合うと思いませんか?
軽さを損なわず、感度も良く、非常に使い心地のよいハンドルに仕上がりました
左右対応のセンターナットも付属です。 (デザインは手裏剣をモチーフにしています。)

もちろん、ザンシンオリジナルのノブの開発もあきらめた訳ではございません。
気持ちも復活し、いつの日か皆さんにオオッ!と唸ってもらえるようなものをお披露目できるよう頑張ります。
その時はよろしくお願いします!

言い忘れましたが、お値段的にもお得なこのカーボンノブ付きザンシンハンドルは限定生産となっております。
お好みのシェイプ、カラーがない場合はあしからずということで。

最後になりますが、フィッシングショーOSAKA2014 に出展します!
エンジンブース(インテックス大阪 6号館BゾーンNO.2-26)でスタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。