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【プロスタッフレポート】 羽生和人vol.52 「厳冬の亀山ディープをスペルバウンドコアで攻略!」

ENGINE WEBをご覧の皆様こんにちは。羽生です。

 

2月になりフィールドは本格的に厳しい季節に入ったように感じます。

アングラー的には暖かい日があったりして、そこで雨なんか降った日には

テンション上がってしまいますが・・・まだ2月です。

 

最近の亀山ダムの水温は7℃。

一時、6.5℃くらいまで落ちたので、春に向けて水温は上昇傾向に転じています。

 

このタイミングで魚がディープから動き始めるので難しくなるんです。

 

先日の亀山釣行時も、巻くかなぁ・・・深いところかなぁ・・・

なんて思ってスタートしましたが、朝の気温がマイナス4度。

 

羽生021601

 

霜でまわりの木々が白くなっていました。

 

房総半島に位置する亀山ダムですが、冬は寒いんですよ。

朝は氷点下なんて事は普通です。

 

しかも・・・

 

羽生021602

 

夕方には吹雪。

日中も晴れていても冷たい北風が吹き続いた寒い1日でした。

 

 

しかし、この冷え込みがプラスに働いたのか?この日はディープが好調。

 

ダウンショットとスモールラバージグで10mレンジ前後を狙い6匹キャッチ。

2月にしては数が釣れましたね。

 

 

羽生021603

 

ダウンショットにはスペルバウンドコアSCS-60-1/2UL-STを使用。

速いリズムでシェイクとズル引きを繰り返すので、リグをしっかりと操作できる

ハリ感を持ったロッドを使用しています。

 

また、フッキング時、ソリッドティップ部は魚の重さに追従して曲がりますが、ベリーが

止まってくれるので、しっかりとフッキングが決まります。

 

亀山ダムのダウンショットはオフセットフックを使用する事が多いので、この部分は

結構、重要だったりします。

 

羽生021604

 

スモールラバージグにはスペルバウンドコアSCS-60-1/2SUL-STを使用。

横浜、大阪のフィッシングショーでは参考出品になっていたモデルです。

 

このロッドはSCS-60-1/2UL-STのティップ部をよりソフトにしたモデルです。

ベリーのパワーも少しだけダウン。これによりかなりキレイに曲がるロッドになっています。

 

ディープでスモールラバージグを扱う場合、基本はかなりスローなズル引き。

今回はややスイミング気味に使用しましたが、それでもかなりスローです。

 

その為、SCS-60-1/2UL-STではなく、SCS-60-1/2SUL-STを使用したという訳です。

 

冬の亀山ダムは、一般的な冬のバスフィッシングのイメージからしたら確かに釣れます。

でも当然、超過に差が出ます。

 

その差を生む理由は色々ありますが、タックルセッティングもそのひとつだと確実に言えます。

 

この冬はかなり数が釣れた印象があります。年末までは毎回二桁釣果でしたし。

亀山ダムでテストしてきたロッドとして、冬の亀山ダムも攻略できる事は必須ですし、当然です。

 

なので、この冬の釣果は良かったかと。自信を持って春のリリースを迎えられます。

 

※画像のロッドはプロトのため、デザインなど若干、変更になる場合がございます。

※SCS-60-1/2SUL-STはテスト中のロッドのため、発売時期は未定となっております。