REPORT

【スタッフレポート】大槻辰也 vol.30 「HBAクラシック報告」

エンジンwebをご覧の皆さまこんにちは、フィールドスタッフの大槻です。

 

今年も無事、クラシックへの出場権を獲得出来たので、10月14日にHBAクラシック フェロモンチェリーCUPに参加して来ました。

 

台風19号の影響により、開催が危ぶまれる状況でしたので、金曜日から現地入りし様子を見る事に。

 

金曜日は天候も良かったのでプラクティスへ

秋に調子の良いエリアの濁流になっても影響の少なそうな、何かしらの条件でプロテクトされたポイントを回りながら巻物やライトリグで流していくと1kg~ノンキーがポロポロと釣れました。

土日は台風の影響でボートを出せる状況ではなったので、車で八郎潟を見て回ったり、秋田市内の釣具屋を回ったりと久しぶりに秋田にいて釣りをしない日々を過ごしました。

 

2dayの予定でしたが、月曜日のみ縮小して行われた試合当日は台風一過の晴天、風も弱く水の色以外は平和な八郎潟でした。車で見て回った時に一番ましな水色をしていた残存湖の流入河川へ向かい、川からの水と残存湖の水が交わる境より手前から入り魚の状況を見る事に。

 

 

マッディと言うより完全にマッドな感じの水ですが、思いのほか魚探の映りもよくクランクを巻いていてもバイトはないにしろ魚に触れる感覚はありました。

 

人が思っている以上に台風前のアオコ粒子が混ざっていた水が嫌だったのか、八郎の魚の濁り耐性が凄いのか予想以上に生命感がありました。

 

河川の少し上がって行きましたがバスからの反応はなく見当るのは鯉ばかり、下って行くと水門が空いて居たので付近にある杭にフォールクローラー5のカバーネコを落とすと走り出すライン。

 

そして14lbがまさかのアワセ切れ、スーパーなキッカーだったのか無音バイトの雷魚だったのか…。

 

この後河川を出てプラで反応の良かったエリアを回り、最終的にノンキー率が高いけどバス・ベイト共に魚が多く居た石積みへ。

シラウオやワカサギが多くいるエリアなので見つかり易さよりマッチザベイトを優先してシラウオが出してからすこぶる反応の良いリヴィングストレート3.8のダウンショット、フックは相性の良いスーペリオM1フック。

 

石積みの一番沖にある石に置いて待っていると引っ手繰る様なバイトで直ぐにヒット、32cmでしたが今日は貴重な1匹。

 

ベイトボールが通過したタイミングだったので、着いて回っている魚か居付きの食い気が立ったのかまた同じ様なタイミングがありましたが、今度は端を啄む程度バイト。

 

シャロー側にゴリ系の魚が浮いていたので、フォールクローラー4ネコリグをズル引くとまた直ぐにバイトが、しかしジャンプ一発でばれてしまいギリギリキーパー有りそうでしたが帰らぬ魚に、この後もバイトがありましたがワームがフックに二重に刺さりフッキングミス。

 

帰着ポイントの近くだったので次第に混みだし移動も出来なくなったので、留まりキャストを続けましたが反応が得られず帰着時間となってしまいました。

結果は1匹630gで寸止めの6位

 

アワセ切れしなければ、バラさなければと後悔は有りますが狙い通りに釣れてくれた貴重なバスに感謝をしつつ今シーズンのトーナメント日程を終えました。

 

貴重なバイトをミスったり、1匹で戦況をひっくり返す程のスーパーキッカーをバラしたりとフックに悩まされた1年だったのでスーペリオという新たな武器も出る事ですし、来シーズンへ向けてフックの見直しをしたいと思います。

 

使用タックル

ダウンショットリグ

ロッド SBS-511L2

リール スピニング 2000番クラス

ライン フロロ 3.5lb

ルアー

  リヴィングストレート3.8(ワカサギ)

  ドロップショットシンカー 3/64oz

  スーペリオ MⅠフック #2