こんにちは羽生です。
台風9号、10号が過ぎ去った後は猛烈な暑さが続いています。
今回は台風前、まだ亀山ダムが減水している時に有効だったシェイクロー2インチをトレーラーにしたスモラバの釣りをご紹介したいと思います。
何故、水位が戻ったこのタイミング??と思う方もいらっしゃると思いますが、これだけ暑い日が続けば、再び台風が来ない限り、8月末にかけて再び減水して、
このコンビの出番があると思ったからです。
元々は冬のディープ攻略を念頭に開発したシェイクロー2インチですが、ディープでもバスへアピールする存在感は、夏のアオコ濁りの中でも有効でした。
ただ、冬の様にジグヘッドと組み合わせると、フォールスピードが速くなってしまい、スイミングで中層を狙う、立木や岩盤にスローの落とす、といった使い方には向いていません。
この条件を満たしているのがスモラバだったという訳です。
ウエイトは0.8gか1.3gが基本です。
それ以上のウエイトになるとフォールスピードがちょっと速いかなという印象です。
スモラバにセットする際、シェイクロー2インチの先端から2節を目安にカットしています。
フックポイントの位置、全体のシルエット、一体感を意識しての事です。
スモラバによってフックサイズが異なると思いますので、シェイクローのクビレにギリギリにフックポイントが来るようにカットすればOKです。
このシェイクローのセッティングが何気に重要で、フッキングに大きく関係してきます。
なるべくフックが出る様にセッティングをしてみて下さい。
アクションは2通り
1つはただ落とすだけ、フリーフォールですね。
炎天下の日中、横の動きに反応しない時間帯は縦ストラクチャーにシェードに落としていきます。
この場合は、ラインが止まった、浮いた等の一瞬のタイミングでフッキングをする為、ベリーが止まってしっかりとフッキング出来るロッドを使用します。
僕の場合は、スペルバウンドコアSCS-60-1/2UL-STかSCS-65-1/2UL/L-ST
どちらもベリーがしっかりと止まるロッドです。
ただ落とすだけという一見、簡単に感じる釣りですが、フッキング時のタックルバランスがかなり重要な釣りです。
もう1つは中層スイミング
ミドストというよりも、ホバストに近いイメージです。
中層で移動距離を抑えて、ひたすらピッチの細かいシェイクを与えながら引いてきます。
この場合、レンジコントロールとラインスラックの扱いがキーになります。
“振れる”ロッドが必要になるのですが、フッキング後は立木からバスを離すパワーも必要となります。
僕のセレクトはスペルバウンドコアSCS-63-1/2XUL-ST
上流サイトで軽量ルアーを飛ばし、ラインスラックを上手く使いバスの前にルアーを流し込む、移動距離を抑えたアクションを加える。
フッキング後は川幅の狭い上流域で、ブッシュに潜り込まれない様にバットと指ドラグとのコンビネーションでバスを止める。
それがSCS-63-1/2XUL-STですが、これが中層スイミングにもそのまま応用出来ました。
9月も中旬を過ぎると秋の気配が色濃くなり、バスのポジションも変わっていきますが、それまでは30センチでも減水すれば可能性がある釣り方と言えます。
それではまた。