エンジンwebをご覧の皆さまこんにちは、フィールドスタッフの大槻です。
東北はすっかり秋めいて朝晩は上着を羽織らないと肌寒い時期になってまいりました。
秋と言えば、そう巻物のシーズンです!
釣り人はなぜ秋になると巻きだすのか...
魚が広範囲に散っているとか、ターンオーバーの中でも高活性な魚をなどありますが、一番は楽しいからに尽きると思います。
横の釣りでドーン!と来るバイトはバスフィッシングの醍醐味の一つ!
しかし私がメインにしている八郎潟や大規模野池ではカバーが濃く普通の巻物では攻めきれない事もしばしば。
そんな時に使う横の釣りの一つがジグストです。
バスフィッシングのジグストメソッドはもう一般的でわざわざ書く事もないので今回はジグストに使うロッドについて書きたいと思います。
エンジンから出ているロッドでジグストに向いているものはサーキットクラスの608T3やT4、スペルバウンドコアですと68MHや610H-STなどがあがると思います。
私がよくジグストを使うシチュエーションとしてはレイダウンやハスの葉などのカバーまわりが多くあります。
こういった場所ですと掛けた後、主導権を与えてしまうとストラクチャーに巻かれてしまうので、竿のパワーはかなり重要です。
しかし、ただ強ければいいかと言うとスラッグシェイクのしやすさや、長時間振っていても疲れない竿の重さ、急に来るバイトを弾かないティップなど相反する要素が必要になります。
そこでカバーまわりのジグストでどんぴしゃに来るのがスペルバウンドコア SCC-610H-STです!
まず、ソリッドのお陰で幅広いウエイトに対応するシェイクのしやすいティップ
10gをベースに5~14gを状況に合わせて使い分けて行きますが、おかっぱりで1本の竿で広い重さのジグをカバー出来るのは身軽さを追及する上で非常にありがたい。
かなり勢いよくドスン!と来るバイトが多いジグストですが、ソリッドティップなのでバイトを弾き難い点もいいところです。
吸わせる間だったり、持っていかれた際に竿を倒し送るまでの時間稼ぎなどソリッドだからこそ作り出せる、アワせるまでの間もソリッドならでは。
今のバイトか?と思った時はソリッドの無抵抗な曲がり代を使って、生命感を確かめるなんて芸当は硬いだけの竿ではなかなか難しいと思います。
ロッド自重も126gとバランスの良さもあり長時間シェイクしていて苦にならない重さです。
操作性の高いティップだけではなく、610H-STには魚に主導権を与えない力強いバットパワーも備えているので枯れハスの中、2kgのバスを掛けたとしても未だ巻かれてバラした事はありません。
カバーまわりでの、むしろカバーの中でのジグストでは610H-STは私にとって替えの効かないロッドです。
普段巻くのに躊躇してしまうカバーまわりや打ちもので済ませてしまう様なスポットに、果敢に打ち込みジグストしてみると、横の動きに慣れていない魚にどストライクかもしれませよ!
巻きの要素もカバーから引きずり出す打ちものの要素も楽しめるお得?な釣りにスペルバウンドコア SCC-610H-STを是非お試し下さい。
ジグのトレーラーはもちろんフォールクロー3.5やシェイクロー3.5がオススメです!