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【プロスタッフレポート】 羽生 和人 vol.114 「LFT145 2022.2月debut(予定)」

こんにちは羽生です。

 

今シーズン開発を進めてきたアイテムの中で、1アイテムのリリース時期が見えてきたのでご紹介をさせて頂きます。

【LFT145】

シルエットの通り、LFT=Like Fish Tailです。

 

ライクフィッシュテール3インチのファーストサンプルを泳がせた瞬間に、スイムベイト化は決めていました。

それくらい、ライクフィッシュテールただ巻きアクションは魅力的で、バスを寄せる力があるという事です。

 

カラーラインナップは5色

手前から

・サイトチャート

・シルバーフィッシュ

・ニジマス

・ワカサギ

・アユ

 

LFT145エアホールを持つ、フローティングタイプスイムベイトです。

この凹んでいる部分がエアホールですね。

 

ライクフィッシュテールと唯一、大きく異なるのが、ボディと一体になっているリップです。

ボディと一体なので、リップソフトで曲がりますが、ちょっとしたカバーなら躱してくれます。

 

ただ、最大の狙いは少し潜らせる事です。

 

この少し潜るというのが重要で、少し下のレンジからもバスを引っ張る事が出来、なんといってもルアーが見えるか見えないかのレンジを引く事で、バイトに至る確率が大幅に上がります。

(これは勿論、水の透明度によって変わります。房総リザーバーの通常の水質で見えるか見えないかのレンジを引く事が出来るという事です)

 

これはバイトしようとした瞬間に、ボートやアングラーの影がどれだけ見えるかの違いだと思います。

 

アクションは基本的にライクフィッシュテール3インチを踏襲しており、スイムベイトというジャンルで考えると弱い部類に入ります。

房総リザーバーでは曇りなどのローライト時に効果的なスイムベイトですが、そこは房総リザーバー

バスの活性が高くても、ルアーが強い見切ってしまったり、釣れるバスが限られてしまったり、場を荒らしてしまったりする可能性があります。

 

そういった点を考慮しての、あえての弱いスイムベイトです。

製品のフックセッティングは、上のスプリットリング+スイベル+スプリットリング+トレブルフックです。

推奨フックサイズは2番3番

ルアーアクションカバー回避フッキング等を考えても、このセッティングが最もバランスが取れていると判断しました。

 

ただ、季節が進み、水温が下がってくるとどうしてもバイトが弱くなり、フッキングミスも増えてきます。

その場合は下の様にスプリットリングに直接トレブルフックをセットしてあげて下さい。

カバー回避能力は落ちますが、フッキング率は格段に上がります。

タックルですが、ルアーサイズ145㎜、フックを含めても20g程度などで、MH~Mのロッドでキャスト可能です。

僕は開発中のSCC-63MH-SB/HNを使っていますが、チューブラーシリーズSCC-68MHもベストマッチです。

 

LFT145については動画「房総コア」でも解説予定ですので、そちらも併せてご覧下さい。

ちなみに2月リリース予定ですが、予定なので遅れたらすいません。

なんとか春の暖かい雨が降るタイミングまでにはリリースしたいと思っています。