新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
2022年1発目の更新という事で、年末のイベントで最も聞かれる事が多かった、房総蛙について触れたいと思います。
11月の房総コアでその全貌を明らかにした房総蛙
素材はエラストマー
カラーラインナップは全6色。
リリースは3月を予定しています。
動画でもお話をしましたが、白BOOMで「蛙、蛙」と言い始めた頃から構想は始まっており、やっリリースまで来たという感じです。
拘った点は2つ
・アクションのリアル感
・フッキング
まずアクションですが、本物の蛙は泳ぐ時、意外な程、波紋が直線的です。
動画でも「i字系」と表現していますが、足が直線になる瞬間はまさにi字系です。
止まっている時はだらしなく(笑)垂れ下がり、いきなりキックをしたかと思うとスッ―――――と泳ぐ。
このアクションを追求したのが房総蛙です。
水押しが弱いと蛙が有効になる降雨時や濁りが入った時に、バスが見つけられないのでは?と思われるかもしれませんが、アングラーが考えている以上にバスは見えています。感じています。
それはこれまでの房総蛙での釣果が証明していると思っています。
そしてもうひとつのフッキング
僕が房総蛙に使用しているフックはスーペリオCOフック#4
上が実際に使用していたフックで、下がパッケージから出したままのフックです。
僅かに広げているのがお分かりになるでしょうか?
僅かな差ですが、この僅かな差が、釣果では大きな差になります。
実際にフックをセットするとこんな感じになります。
背中にスリットが入っており、そこにフックを添わせる様にセットします。
ちなみに僕は針先をボディに少しだけ隠します。
エラストマー素材ですが、少しであればフッキングに影響はありません。
むしろカバーを回避してくれるので、リズムが良くなり、結果、釣果も上がります。
腹側はこんな感じです。
こんな感じとさらっと書きましたが、この大きなスリットがフッキング率向上に繋がっているんです。
このスリットにより、フッキング時ボディが「開き(アジの開き的な)状」になり、スムーズに針先が出てくれます。
最後に房総蛙のタックルティングですが
リール:2500番ハイギア+パワーフィネスハンドル
ライン:PE1号(リーダー無し)
フック:スーペリオCOフック#4
房総蛙は自重があり、驚く程、飛びます。
その自重を背負う事ができ、尚且つシェイクしながらリトリーブ、トゥイッチしながらリトリーブが出来るレングス。
オープンウォーターでもカバーでも扱い易いテーパー、ブランクスのパワーと考えると、やはりSCS-62MLL-STとなりました。
ちょうどそれまで冷たかった雨が、暖かい雨に変わる頃にはデビューと思っていますので、最も良いタイミングで使って頂けるかなと思います。
房総蛙、ご期待下さい。