REPORT

【スタッフレポート】大槻辰也 vol.31 「八郎潟ミニトーナメント」

 

エンジンwebをご覧の皆さまこんにちは、フィールドスタッフの大槻です。

 

今年の試合日程も終わり、そろそろボートの片付けをと思っていた頃合いでHBAの仲間内でミニトーナメンをする事になったので、片付けがてらに八郎潟へいってきました。

 

秋晴れの土曜日から現地入りしてプラクティスをしながら晩秋の八郎をエンジョイする予定が、先週からの冷え込みで中々にタフな状況でした。

 

晩秋のパターンに,どシャローにある水深20~30cm程のリップラップの窪みを打って行きライトリグで引きずり出して来る,かなりエキサイティングな八郎潟独特の穴打ちがあります。

 

今年は水が少なく、普段より一段下の穴ではお気に召さない様子でお留守、魚探を見ても水面を見てもワカサギやシラウオが十分に接岸していたので、だらっとしたリップラップからバスとベイトが近くなるよう、すとんと落ちる垂直系のリップラップエリアへ移動しました。

 

岬状のリップラップの張り出しをフォールクローラー5インチネコリグで探って行くと直ぐにバイトが、しかし頭に歯型を残すのみでした。

 

すこし移動してCSのプラクティスの時に反応の良かった似たような地形のエリアをやってみるとプンっとしたバイトからスッと入って行くSBCC602SL1MGのティップ。

やたらに引くのですごい奴かとおもったら薄いけど体高がいい元気な1200gでした。

 

この後すぐにバイトがありましたが手前に走れるだけ走られて抜けてしまいました。

 

大体エリアは決まったので杭やポンプなどのピンスポットを回りましたが反応はなく一日目が終了。

 

試合当日は深夜から降り出した雨が残り小雨交じりの中スタート。

今回はボーター・ノンボーター部門に分かれたペアトーナメント、相方はフォールクローラー愛用者のNさん。

 

朝一から前日釣れたエリアに直行、到着早々に昨日掛けた張り出しの1m程手前でNさんのシャッドにヒット!しかし30cmちょっとと昨日とは魚が違う。

 

違いといえば朝なので、釣れたタイミングより2度低い水温と,差し切らないワカサギと見当たらないシラウオ、折り返して流し直しましたがその後反応がなく、水温が上がって来たら入りなおそうと張り出しの長い前日バイトだけあったエリアに移動。

 

こっちのエリアは沖に出ている分、魚探映りもよく逆ワンドになっているので水温も1度ほど高い、今日はこっちがアタリかと思っているといいタイミングでちらほら見え出したシラウオ。

 

張り出しの先端にフォールクローラー5インチのネコリグを通すとプンっとしたバイトからスッと入って行くティップ。

 

上がって来たのはナイスキッカー!

 

この状況下でkgフィッシュを3本揃えて来るのは並大抵の事ではないのであと2本取れば勝利が見えてくると、キーパーを取りに前日シラウオが大量に居たというエリアに行ってみましたがものけの空。

 

残り時間は1時間、戻ってどちらかが勝てる釣りをするか、マリーナ近くでキーパーカツカツをそろえて仲良く勝つかの選択でしたが、お楽しみ大会なので仲良く勝利を目指す事に。

 

コンクリート護岸周辺の杭回りを流していくとNさんのフォールクローラー5インチネコにヒット!

 

朝一と同じサイズですがもう上位確定!

 

このまま揃うかと思いましたが敢え無く終了時間に。

 

帰着してみるとあまり釣れてない様子、もったいぶって最後に検量すると1本1800gのビッグフィッシュで余裕の勝利!

 

Nさんもノンボーター部門でトップウエイトと1艇でボーター・ノンボーター部門で仲良く優勝!

プラから試合までバシッとハマり、最後の最後に締りの良い今年の八郎潟となりました。

 

水温が下がって来ると硬くなってしまい動きが悪くなるワームも多いですが、フォールクローラーは水を掴んでしっかり動くのでこれからの時期も良く釣れますよ!

 

使用タックル

ロッド スペルバウンド SBCC602SL1MG

リール ベイトフィネスリール

ライン フロロ 6lb

ルアー フォールクローラー5インチ(シナモンペッパーブルーフレーク)

       タングステンネイルシンカー 1/32oz

       ガード付きマスバリ