REPORT

【スタッフレポート】 大槻 辰也 vol.39 「捕食外行動を刺激するボトストジグメソッド」

みなさま、こんにちは!

八郎潟スタッフの大槻です。

 

東北地方らしくなり、バス達もスポーニングに向けて行動する個体が見られる様になって来ました。

 

スポーニングに意識が向き、産卵前に意欲的に捕食する個体抱卵してあまり動きたくない個体ベッドメイキングに勤しむ個体などが進行状況に応じて様々な行動をとる魚がでてきますが、状況が進むにつれて増えてくる捕食行動を取りにくくなった魚を釣る為のスペルバウンドコア SCC-610H-STを使用した、ストラクチャーに絡めながら行うジグストもといラバージグボトストについて書きたいと思います。

アシハスなどが生えているエリアのスポーニングシーズンを通してイマイチやる気のない状態の魚を釣る為によく使うジグストメゾットで、ボトムを少しだけ切った位置をトレースして、ストラクチャーにスタックしたらロッドをあおって外すのではなく、スタックしたらリーリングを止めてスラッグシェイクを続けてほぐす様に外して行きます。

 

シェイクだけでは外れない場合はシェイクしたまま少しずつリールを巻いてラインテンションを強くして外します。

 

ストラクチャーからジグが外れ着底するまでの動作が重要で、スタックして誘い、外す時にリアクションフォール・着底でバイトチャンスという流れになります。

 

この時やる気のないバスのバイトゾーンから極力外れないように短い距離で完結させる事も重要で、このボトストメゾットでキーになるのがスペルバウンドコア SCC-610H-ST硬すぎないソリッドティップです。

 

チューブラーティップで同じ様にジグストの強めのスラッグシェイクをしていると直ぐに外れてしまったり、外れた時に飛びすぎてしまうなど、あまり動きたがらない状況の魚を相手にするにはマイナス要因が多くなってしまいます。

 

スペルバウンドコア SCC-610H-STですと、スラッグシェイクがしやすく無駄な動きを抑えてくれるソリッドティップ取り回しのいい長さ一日中シェイクし続けられる重さ、そして2kgクラスにも負けないバットパワーと私がジグスト・ボトストをするのに欲しい要素が詰まっているロッドです。

 

ジグストしても、スラッグシェイクが上手い事続けられないというヒトにはもってこいの1本だと思います。

 

柔らかいロッドでやればいいじゃないかと思うヒトもいるかもしれませんが、大前提としてストラクチャーに絡めながらジグストを行うので魚に主導権を奪われてしまい、巻かれない為にもHクラスのパワーも必須条件です。

 

ラバージグトレーラーワームは、魚の着いている位置・バイトゾーンがわかっている状態なら食わせに特化したシェイクロー3.51/4ozのラバージグで、大まかにしか分かっていなく探りながら釣っていく時にはバタバタとアピールしてくれるフォールクロー3.53/8ozのラバージグで主に使っています。

スポーニング時期でも活性が高い状態であればスイミング中にもバイトがありますが、ストラクチャーに着いてサスペンドしている時やボトム付近にとどまっている時など、あまり動きたくないな~とバスが考えているようなタイミングで真価を発揮すジグストボトストスペルバウンドコア SCC-610H-STでお試しください。